2006年 01月 17日
ベートーベンン/ピアノ協奏曲No.5変ホ長調 作品73「皇帝」 |
昨年 フジ子へミングの「皇帝」を購入して聴いたけど オーケストラがイマイチだった 中央にダンゴ状にかたまって広がりが出ず 解像度も低い印象だった 先日 MJ誌で紹介されていた「仲道郁代」の皇帝を聴いてみた 明るく艶やかで力強い演奏は魅力的だ オーケストラも編成が少ないのか いくぶんスケールが小ぶりになるけどいい響きと広がりで 木造ホールの響きの良さを実感できる 比較としてフジ子へミングを改めて聴いてみると オケの最初の部分の印象は変わらないけど スケールの大きい広がりと厚みのあるオーケストラであることに気がついた フジ子へミングのピアノもナチュラルで押さえ込んだ力強さはベートーベンの魅力を充分に出していると感じた 仲道のほうがやや演出過剰に感じてしまう 昨年聴いた時はシステムの調整が充分ではなかったようだが 仲道の「皇帝」はSACDマルチのハイブリッド盤なので SACDやSACDマルチで聴くと印象が変わるかもしれない
by te27sf
| 2006-01-17 16:46
| オーディオソフト
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