2007年 03月 17日
高橋和正邸 最新作と実験機器 |
高橋先生のお宅をお伺いした感想は 三種類のシステムを高レベルで維持するのは オーディオ評論家とはいえ大変なことだということ それゆえのデメリットも生じるだろうし 素人ならどっちつかずの音になってしまうのに さすが先生のシステムは方式さえ違っても出てくる音には共通性がある しかも自分のメインシステム以外の音もきちっと評価し 新しいことにチャレンジする姿勢は 一般的なオーディオ評論家とは違う何かを感じる
最近 思うことは オーディオとは「総合力」だということだ もちろん電気だけではなく 機械だけでもなく 空力学など様々な理論の積み重ねと さらに経済的な制約もあり また音楽などの感性も必要だ 生の音を完璧に再現できる可能性はゼロではないが 高いレベルでの妥協が必要だということだ 高橋先生は理詰めで振動板の機械的電気的コントロールに挑戦し続けている あるいは長岡先生はローコストで高いレベルの妥協点を見つけて普及させた メーカーではオーディオというと電気電子系技術者が中心だが オーディオ全盛期のように日立などの総合力のあるメーカーが真剣にオーディオに取り組んでくれたらと思う
by te27sf
| 2007-03-17 19:48
| オーディオOFF会
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