2007年 04月 07日
GOTOオールホーンの夢(1) |
部屋はRC-Z工法という断熱材55mm+ボード5mmを直接内壁型枠として使い 外枠はFRP型枠 コンクリートの厚みはなんと180mm!内装はそのままクロスを貼ればOKという工法だ 詳しくはMJ誌を参考にしていただくとして 茂原に着いて車で出迎えていただき お宅に着くとその威容がまず目に飛び込む 外観の写真を忘れてしまったが 原爆を落とされても生き残れるのではというくらい頑丈だ(笑い)
しかし部屋をはじめユニットも物量導入の高性能機種ばかりだが ガチガチに固めてしまうと低音の逃げ場がなくなってしまう その辺を伺ったら 逆転の発想で床を弱く?しているという 弱いといっても並みの鉄筋コンクリート住宅の床より頑丈だ センターのアナログなどのソース&コントロール機器の置き場所は床とは別に捨てコン部分から独立して立ち上げてあるという なるほど床が振動するような大音量を出しても機器はびくともしない
音の印象はといえば 予想通りというか素晴らしい天井知らずのダイナミックレンジに感動! ついつい音量を上げてしまう 中高域も意外と艶っぽい印象だが 金属振動板低音ホーンの威力の偉大さにこれまた感動する ほとんどSG-5880+S-150ホーンから音が出ている印象だ 低音ホーンなんて鳴っているの? と思ってホーン開口に頭を突っ込んでみると ハイスピードで濁りのない低音が静かに噴出してくる 全く自己主張していないのに すべての音を支えている 金属振動板の低音ホーンは想像以上だ SG-146LD4というユニットの振動板はちょうどFE-208ESRほどである しかしマグネットの量は気が狂うほどで 1個70kgはあろかという超特大である 取り付けは4人で支えたという この低音ホーン 首を突っ込んでみると結構高い方まで出ている デジタルチャンデバといえども6dB/oct以外はよろしくないそうだ 高い方まできれいに出るユニットでないと本格マルチの低音には向かないということか?
聴いたソフトは数知れず 高城先生が生録された虫の音やカミナリなど そこで鳴っているとしか思えない 果てはOZさん持参の「mihimaru GT」や86さん持参の「コトリンゴ」etc 普段では聴けない大音量で楽しんだ 部屋の左手にはADソフトと一緒に大量のオーディオ雑誌が並ぶ 1960年代からのラ技やMJなど 無藤さんの年代ではない雑誌まである 訊いたらオークションなどで集めたそうである 僕には懐かしい80年代の「ラ技」 引越しで捨てられてしまったのだが この時代はオーディオの全盛期! 入江順一郎先生のMOSFETアンプや同時に頒布したΛコンは申し込み券を切り取って応募したものだ 懐かしくてついつい読み漁ってしまった
しかし オーディオはこの時代からホントに進化したのだろうか?
by te27sf
| 2007-04-07 23:19
| オーディオOFF会
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