2005年 11月 08日
SUP-T11 |
先月、ストーンテクノさんにお借りしたSONYのドライバー「SUP-T11」をようやくシステムに組み込んだ。予想通りGOTOの超高解像度の中高域とは違って、柔らかく爽やかな中高域である。FE-208ESとの相性も抜群だ。
SUP-T11は2吋アルミ合金ダイヤフラム、アルニコマグネットを使用したスタジオモニター用途のドライバーで有名なJBLの2440やTAD4001と同系列である。SUP-T11はあえてアルミ合金ダイヤフラム採用し、アルニコマグネットはJBLやTADよりも強化してある。
ホーンは「SRP-WH3」というマホガニー製のショートホーン(長さは12cm)で800Hz前後から使用可能だ。今回のクロスは750Hzだが、デジタルチャンデバ96dB/oct(実際にはクロスによってハイパスのスロープが96dB以下に変化する)なので充分である。
SRP-WH3ホーンに鉄板製アタッチメントを介して取り付けたSUP-T11
FE-208ESを駆動するB-2105MOSのゲインは29dB、SUP-T11を駆動する自作窪田式MOS-FET反転増幅パワーアンプはゲイン20dBで、このゲイン差をユニットのレベル差調整にあてた。聴いた感じではやや(1~2dB)SUP-T11のレベルが高い印象だが、そのまま聴くことにした。第一印象は大変ナチュラルで厚く柔らかいイメージである。GOTOは超高解像度でカミソリのような切れ味が魅力だが、比較するとSONYは僅かに線が太くてやや荒い印象だ。しかし生音のようなザラツキ感や艶やかさは魅力でGOTOのベリリュ―ム振動板とは音調がだいぶ違う傾向である。
「五嶋 龍」のバイオリンは最初、楽器が変わったような或いは演奏が下手になったような印象を持ったが、これは最初だけでしばらく鳴らしていると大変スムースになり、JA-0506を加えたら切れと繊細感がぐっとアップして想像していたとおりアルミ振動板の魅力が出ている。特にオケとの共演はGOTOでは表現できないスケール感が素晴らしい。GOTOも中域用のSG570を加えると印象が違ってくると思う。SONYは大変魅力的なドライバーだが、BHの上に載せるにはややアンバランスである。
SUP-T11は2吋アルミ合金ダイヤフラム、アルニコマグネットを使用したスタジオモニター用途のドライバーで有名なJBLの2440やTAD4001と同系列である。SUP-T11はあえてアルミ合金ダイヤフラム採用し、アルニコマグネットはJBLやTADよりも強化してある。
ホーンは「SRP-WH3」というマホガニー製のショートホーン(長さは12cm)で800Hz前後から使用可能だ。今回のクロスは750Hzだが、デジタルチャンデバ96dB/oct(実際にはクロスによってハイパスのスロープが96dB以下に変化する)なので充分である。
SRP-WH3ホーンに鉄板製アタッチメントを介して取り付けたSUP-T11
FE-208ESを駆動するB-2105MOSのゲインは29dB、SUP-T11を駆動する自作窪田式MOS-FET反転増幅パワーアンプはゲイン20dBで、このゲイン差をユニットのレベル差調整にあてた。聴いた感じではやや(1~2dB)SUP-T11のレベルが高い印象だが、そのまま聴くことにした。第一印象は大変ナチュラルで厚く柔らかいイメージである。GOTOは超高解像度でカミソリのような切れ味が魅力だが、比較するとSONYは僅かに線が太くてやや荒い印象だ。しかし生音のようなザラツキ感や艶やかさは魅力でGOTOのベリリュ―ム振動板とは音調がだいぶ違う傾向である。
「五嶋 龍」のバイオリンは最初、楽器が変わったような或いは演奏が下手になったような印象を持ったが、これは最初だけでしばらく鳴らしていると大変スムースになり、JA-0506を加えたら切れと繊細感がぐっとアップして想像していたとおりアルミ振動板の魅力が出ている。特にオケとの共演はGOTOでは表現できないスケール感が素晴らしい。GOTOも中域用のSG570を加えると印象が違ってくると思う。SONYは大変魅力的なドライバーだが、BHの上に載せるにはややアンバランスである。
by te27sf
| 2005-11-08 09:21
| オーディオ自作SP
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